俳句掲示板/水煙購読者専用
岩崎風女さんから電話 ・句友から誘いの電話夏満月 ・お土産は新玉ねぎの重さなり ・鵜の群れて食餌終えたり木曽の川
夏来る 朱髪軍団街を行く 夏は若者の季節です。しばらく出なかった松山の繁華街には、 頭髪を変色させた若者があふれていました。 青蛙 日本の雨期をひとり鳴く 家も樹も世の中すべて 走り梅雨 今年も、否応なく梅雨を迎えたのです。 デパートの枇杷は八個のパック詰め 六個入り白桃箱詰め最上段 現代は、果物にも身分格差があります。
萍の生まれる時も漂える 萍や水速ければ速く行く 水門に来て萍の原となる コメントをありがとうございます。http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
ラムネ売り山の清水で冷やしおり 安西さゆり お菓子屋さんに聞くと、最近はレトロ調の商品がよく売れるそうです。 ラムネもその一つ、公害のない山の清水で冷やす贅沢。 早苗田の空を緑に映しけり 牛 庵 今まで植えられていない水田の空の色が、瞬く間に緑に変えられてゆく みずみずしい田植え風景が良く出ています。 新しい家に灯が点く梅雨がくる 弘 子 新築の家屋に、電気が点灯されればもう安心、長梅雨もいっだつてやっ て来いといった感じ。 新緑の湧き上がるごと五月山 安丸てつじ 新緑の山々では、まさに、緑の絨毯が湧き上がってくる感じがします。
正子先生先日はコメントをありがとうございました。 旅行に行っていたので遅くなり失礼しました。 峡の里水田のなりもさまざまに ラムネ売り山の清水で冷やしおり 苧環の紫も濃き山の宿
月に照らされる色々の田植え前 ががんぼが止まって広い天井の昼 五月尽仮の急須に茶を注ぎ
峰峰を夏風雲をたなびかせ 和章 夏の風新緑の香運びおり 和章
弘子さん、コメントをありがとうございます。 夏川に遊びごころの足が動く 朝よりの力をもらう薫る風
五月を詠む 新緑の湧き上がるごと五月山(さつきやま) 始球式シカゴ球場五月晴れ 撫子の青涼やかな朝餉かな 夕暮れ街はしやぐ子らは塾帰り 梅雨のはしり濡れたる薔薇の艶かなる 緑なす野、村を虎の疾風過ぐ(一ファンの川柳です。お許しあれ。) よろしくお願いします。 宝塚市 安丸てつじ
旅五月伊予の言葉に迎えられ 佐夜子 御来松いかがでしたでしょう。好天でありましたこと嬉しく思います。 雨蛙のびのび空を見上げてる 隆博 童心に帰ります。おんびきはちょっとその気になりませんでしたが、雨蛙はよく掌に乗せて 跳ねるのを楽しみました。 コーラスの輪唱高く夕牡丹 登美子 輪唱が気持ちに滞るなく聞こえてきます。 さみだるる子の足もとの白きかな 和章 さみだれの激しさが通学靴の白をいや増しています。 弘子投句 新しい家に灯が点く梅雨がくる 川に水流れる安心夏夜明け 白昼の真空麦秋終わる頃
信之先生、正子先生、けいじ様コメント有難う御座います。 砥部焼の登り窯古し岩つばめ 旅五月伊予の言葉に迎えられ 明け易やはたちの我の夢セピア
卯の花の小さくまとまり白さ増す 雨蛙のびのび空を見上げてる
早苗田の空を緑に映しけりhttp://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
俳句カレンダー6月の「自句自解」をよろしくお願いします。 E-mailで原稿をお送りいただければ、幸いです。お待ちして います。夏の句です。梅雨の句も歓迎します。
梅の実のほのかに色づく昼となる けいじ 梅の実の熟れた部分のほのかな紅色と、熟れない実のみどりの取り合わせ がいいですね。「昼となる」で、句が引き締まりました。(句評/正子) 大夕焼航海終えし船だまり 登美子 油絵に画かれたような景色ですね。繋がれた船が、きしんで揺れる音や波 の音が聞こえるようです。(句評/正子) 大夕焼けをバックに航海を終えたばかりの船がふなだまりで揺れている。 漁を終えた男たちの安らぎも一緒に揺れているようです。(句評/けいじ) 涼風のさっと来てをりさっと去る 幹夫 「不即不離」というような、心境でしょうか。風をうまく捉えた句と思い ました。(句評/正子) まなかいに松山城ある夏館 佐夜子 新緑に囲まれて、ガラス戸越しに見える松山城、先生との会食でしょうか 。初夏の爽やかな空気と、和やかな団欒。羨ましい光景が浮かんできます 。(句評/けいじ)
正子様、けいじ様コメントありがとうございました。 コーラスの輪唱高く夕牡丹 窓若葉群れし尾びれの鯉赤し
縞まぶし横断歩道に夏が来る まなかいに松山城ある夏館 佐夜子 新緑に囲まれて、ガラス戸越しに見える松山城、先生との会食でしょうか。 初夏の爽やかな空気と、和やかな団欒。羨ましい光景が浮かんできます。 ・苗籠の苗より細き小ぬか雨 牛庵 田植えの季節到来です。農家の人には恵みの小ぬか雨。植え終わった早苗田と、残った 苗籠の薄い緑がきれいです。 ・さみだれや傘一列に登校す 和章 登校時にあいにくの雨。でも、子供たちにはどうってことの無い事。 ちょっと狭い道、一列に並んで、元気な朝のおしゃべりが途切れる事はない。
さみだれや傘一列に登校す 和章 さみだるる子の足もとの白きかな 和章
ネギボウズ育つ外庭からみつめ合う 公平に見渡す水番の一つ村http://www.lucksnet.or.jp/~ji4adv/
「アマリリス咲いたよ」屋根に雨の音 けいじ 「アマリリス」の曲のごときですね。アマリリスの赤い色が雨に相応しいですね。 小さくて夏座蒲団の余りある 和章 小さな子供でしょうか。夏座布団に座ってもまだ座布団に余裕がある。あるいは、 赤ちゃんが寝かされても余裕があるといった情況でしょうか。かわいくて、涼し げです。 さみだれにあたまうたせ湯道後にて 幹夫 「あたまうたせ湯」は、少し無理な言い方かもしれませんが、この句では、さみ だれと温泉の湯の出会いが面白いと思いました。 青嵐都会の足の混乱す 牛庵 「都会の足」は、交通機関のことでしょう。青嵐がはげしくて、ダイヤが乱れた というのでしょうが、ちょっと滑稽な感じもします。 万緑の山裾列車点灯す けいじ 緑たっぷりの山裾を走る列車を、遠く眺めて、叙情的にうたった句ですね。
・万緑の山裾列車点灯す ・家路へと万緑被うトンネルへ ・早苗田に月映りいて夕暮れる 宜しくお願いします。
夏燕昇ると見れば急降下 青嵐都会の足の混乱す 苗籠の苗より細き小ぬか雨http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
恐れ入ります。訂正(打ち間違い)です 松山嬢を松山城に訂正します。
滴れる石鎚山を一二〇キロ 佐夜子 まなかひに松山嬢ある夏館 佐夜子 さみだれにあたまうたせ湯道後にて 幹夫 奥州から来たのか庭のさくらんぼ 幹夫 信之先生のご指導のおかげで夫も作句仕出しました。よろしくお願い致します。
夏足袋をむずかってぬぐやや元気 和章 小さくて夏座蒲団の余りある 和章
正子先生、添削をしていただきありがとうございます。 夏の朝安らぐ日差し顔に受け 空豆は丸さそれぞれ籠の中
正子先生、添削をしていただきありがとうございます。 夏の朝安らぐ日差し顔に受け 空豆は丸さそれぞれ籠の中
・大夕焼航海終えし船だまり 登美子 大夕焼けをバックに航海を終えたばかりの船がふなだまりで揺れている。 漁を終えた男たちの安らぎも一緒に揺れているようです。 ・からからと豌豆終わる垣を解く 弘子 豌豆の実は取られ、枯れ始めた蔓の絡まった垣根。「からから」が、仕事をする人の 充実した雰囲気を表していると思います。 ・夕闇に十薬刈りし後匂う 牛庵 庭のいたるところに生えてくるドクダミ。可憐な花には似合わない強烈な匂い。 薬草として刈り取ったのでしょうか。夕闇の中に残るその匂いの中で一日が終る。
・「アマリリス咲いたよ」屋根に雨の音 静岡県富士市 ・煙吐く製紙工場五月富士 ・新緑の駅買う小さき菓子の箱
竹の笹流れて来たり薫る風 隆博 「竹の笹」は、「笹の葉の」にされたらどうでしょうか。それでは、意味が 違いますか。「笹」は、一般的には、竹の、小型の種類の総称として使われ ますから。切り込みの良い、さっぱりした句ですね。 涼風のさっと来てをりさっと去る 幹夫 「不即不離」というような、心境でしょうか。風をうまく捉えた句と思いま した。 山陽道夕立ありて海青々 弥一郎 大きな景色をうまく、句にまとめられていますね。夕立の爽快さがいいです ね。 大夕焼航海終えし船だまり 登美子 油絵に画かれたような景色ですね。繋がれた船が、きしんで揺れる音や波の 音が聞こえるようです。 夕闇に十薬刈りし後匂う 牛庵 十薬の白い花が、夕闇に浮かんで可憐ですね。その花に似合わずその匂いは、 とても強いものですが、その匂いに、かえって生活の深さを思うようなことが ありますね。 空白のノートに踊る若葉影 さゆり 「空白」というと、書いて埋めるべきところを、開けているということですか ら、このように表現すると作者の思いが入るわけです。それが、この句の場 合、重いような気がします。言葉にはっきりしないものを、含めるのは、俳 句の場合は避けた方がよいと思います。踊る若葉影のかろやかさが、いいで すね。 正子の句 少年のうしろ姿よびわ熟れる 栴檀の花を列車の窓に見る 走り梅雨畑の畝のうつくしく
雲低く紫陽花色をつけはじむ 身の内に陽をとりこみつキャベツ捲く 空白のノートに踊る若葉影
若葉風ポプラは葉裏見せてゆれ 青嵐過ぎて山々輝ける 夕闇に十薬刈りし後匂う また訂正です。 <農耕の音止み山にほととぎす>を <田植え機の音止み山にほととぎす>に訂正します。http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
我知らぬ誰か数えし寄せる波
我宛てのボトルレター何処を漂う
からからと豌豆終わる垣を解く 蜻蛉生る利休鼠に川は行き 短夜の時間一杯雨の音
夕薄暑低空飛行の小あじさし 一声の雲動くなり夏うぐいす 大夕焼航海終えし船だまり ゼラニューム光すいこむ午後三時 よろしくお願い致します
すずしげな名づけ祝いのややの顔 和章 やや寝かす日差し気にしてすだれ買う 和章
涼風のさっと来てをりさっと去る 堀 幹夫 しまなみの涼しい風に師の笑顔 堀佐夜子 山陽道夕立ありて海青々 長崎弥一郎 さりげなく会いし先生涼しき人 長崎洋子
正子先生、弘子さん、コメントに感謝します。 竹の笹流れて来たり薫る風 突きのみの放つ軽さのすなおな音
農耕の音止み山にほととぎすhttp://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
けいじさん、牛庵さん、コメントをありがとうございました。 初夏出産記念に残る足の印 和章 お孫さんでしょうか。緑美しいこの季節のご誕生。御健やかな成長をお祈りいたします。 来た道をゆっくり帰る牡丹の花 隆博 同じ道を帰って来るということ、思いもよらぬ世界をよく覚えます。それが何なのか、はてと 自分に問い直すことがあるのです。 梅の実のほのかに色づく昼となる けいじ 梅の実も空も見上げてしまいます。梅雨、本格的な暑さを心に置きながら、ひといき入れる 時です。 草刈の鎌の下より蛇苺 牛庵 毒がある、食べられない、あんなに可愛いのに。草刈をしていても残して置こうかなと 思ったりもします。 弘子投句 色合いをととのえながら額の花 親燕背(そびら)を強く雨に飛び 穫り入れる玉葱空も輝かせ
つる伸びて支柱求める鉄線花 和章 初夏出産記念に残る足の印 和章
梅の実のほのかに色づく昼となる けいじ 梅の実の熟れた部分のほのかな紅色と、熟れない実のみどりの取 り合わせがいいですね。「昼となる」で、句が引き締まりました。 高速道どこまで卯の花くたしかな 牛庵 視界がとどく限り高速道路は雨に濡れています。降り続く雨の量 までもが、実感できます。「卯の花くたし」を言い得ていますね。 紫陽花のあらかたひらく雨上がり 隆博 「あらかたひらく」は日常使う言葉ですが、成功していますね。 紫陽花の青い色が息づいています。
耕運機止んで鶯老を鳴く 支柱立ち胡瓜の苗の揃い踏み 校庭の球打つ音や5月尽
麦稈の金色(きん)を車へ山と積み 弘子 子供の頃の麦刈りの手伝いは苦痛であった。この句を読むと、収穫の喜びと 、働く事の充実感が見えて来る。(句評/けいじ) 選り分ける新茶をかこむ賑やかさ 隆博 揉み終わって、乾燥しあがって来た濃い緑の新茶。出来栄えを自慢しあって いるのか。新茶の匂いがこちらまでやってきそうです。(句評/けいじ)
弘子さん、けいじさん、コメントをありがとうございます。 紫陽花のあらかたひらく雨上がり 来た道をゆっくり帰る牡丹の花
・木漏れ日の坂行く二人へびいちご ・梅の実のほのかに色づく昼となる ・支柱立つ触れる葉夏の香りして ***勝手に解釈** ・麦稈の金色(きん)を車へ山と積み 弘子 子供の頃の麦刈りの手伝いは苦痛であった。この句を読むと、収穫の喜びと、働く事 の充実感が見えて来る。 ・選り分ける新茶をかこむ賑やかさ 隆博 揉み終わって、乾燥しあがって来た濃い緑の新茶。出来栄えを自慢しあっているのか。 新茶の匂いがこちらまでやってきそうです。 ・郭公や大楠残る屋敷跡 牛庵 何故に屋敷が無くなったのか。そこに残る大きな楠の木の若葉と、聞こえてくる郭公の声。 想像するだけでも爽やかな感じがしました。 ・生涯をこの里に生く麦こがし 佐代子 何十年もお目にかからない麦こがし。高級なお菓子よりこの香ばしい麦こがし。平凡でも 充実した人生の一端がみえてきました。
草刈の鎌の下より蛇苺 日替わりの筍飯を選びけり 高速道どこまで卯の花くたしかな <新じゃがの重さがてのひらに飽きず 弘子> 掘りたての新じゃがの瑞々しい重さ、色、匂い、飽きないですね、大好きです。 昨日の句 <降り続く山ふところに朴の花>は、 <小雨降る山ふところの朴の花>に改作しました。http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
雨上がり夏の匂いのする山に 隆博 これからしばらくは、雨上がりが蒸し暑いことがあります。山間ですと、それがいっそう 夏の匂いと感じさせるのでしょう。 プラタナス公民館の窓の夏 佐夜子 地元の人達の生活が集まる所の広い窓を想います。気候のよい頃の話し声が思われます。 郭公や大楠残る屋敷跡 牛庵 かなりの樹木を数えられる屋敷跡なのでしょう。四季折々の、動植物が、目に耳に出きるとき こちらも生きていることのゆとりを覚えます。 弘子投句 新じゃがの重さがてのひらに飽きず 一匹の蛍田があり川があり 知らぬ間に落ちているもの柿の花も
田一面に夏の空間輝いて 雨上がり夏の匂いのする山に
(朱鷺誕生) 万緑のニッポンへ出よニッポニア けいじ 朱鷺が誕生しましたね。雛は、一見かわいいとは、言い難いのですが、 万緑の中の朱鷺色を思いますと、安堵感さえ沸いてきます。(句評/正子) 白バラに光やわらか朝の庭 緑丘 ご当地の四季、そして夏はいかがなのでしょう。見知らぬ地の草木、 風、光を思っています。(句評/弘子) 山椒の摘めば昨日の雨滴散る 牛庵 山椒には、雨がかかりやすい記憶があります。昨日の雨滴が新鮮で す。(句評/正子)
生涯をこの里に生く麦こがし プラタナス公民館の窓の夏 喜雨休みよもやま話の菓子器かな
降り続く山ふところに朴の花 郭公や大楠残る屋敷跡 五月闇やみの中より猫の声http://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
平岡哲扇さんの書き込みは、談話室が相応しいので、 そちらに移転・転載しました。
正子さん、コメントをありがとうございました。 白バラに光やわらか朝の庭 緑丘 ご当地の四季、そして夏はいかがなのでしょう。見知らぬ地の草木、風、光を思っています。 弘子投句 梅雨近しバケツはブリキ輝かせ 新じゃがに土がこぼれるこまごまと 朝の中柿の花咲く道も行き
白バラに 光やわらか 朝の庭
正子先生、コメントをありがとうございます。 紅梁の磨く丸さに夏日影
夕暮れる麦稈焼きの煙から 弘子 確かな光景を、飾らずに読むことの大切さをつくづく感じます。 俳句は、短いので、何とか個性を出そうと思って、いろいろ触る ことがありますが、そんなことは無駄である、というような句で すね。 (朱鷺誕生) 万緑のニッポンへ出よニッポニア けいじ 朱鷺が誕生しましたね。雛は、一見かわいいとは、言い難いのです が、万緑の中の朱鷺色を思いますと、安堵感さえ沸いてきます。 選り分ける新茶をかこむ賑やかさ 隆博 農家の人たちの、忙しいが楽しいひとときに、新茶の香りが趣を添 えています。 (正子の句) いちぢくの若葉芬芬たる夕べ あかつめくさしろつめくさの空港に 夏が来ている日本アルプスややさびし 今朝は湘南で目を覚ましました。6時半というのに朝日がさんさんと 輝い手、早い朝に松山との距離を感じました。
けいじさん、コメントをありがとうございました。 梅の実に触れれば丸き冷たさよ けいじ まだ木に成っている梅と思います。私もけさ、御句の光景に出会いました。サッと心を 洗われる思いでした。間もなく梅を漬ける頃です。 弘子投句 袋日々褪せる桃を太らせつ 警報機キャベツ一玉籠に提げ 麦稈の金色(きん)を車へ山と積み
けいじさん、コメントしていただきありがとうございます。 選り分ける新茶をかこむ賑やかさ 南風吹く夜に出てともに空のもと
****勝手に解釈**** ・夏の海雲まで届き丸くなり 緑丘 水平線に湧く夏の雲。海の青さと夏を思わせる雲のコントラストと海の丸さ。 ・のみを研ぐ身体の動き夏の線 隆博 働く男の体の線に夏をみつけたのでしょうか。汗光る夏の到来でしょうか。 ・縄跳びの数え唱止まず路地薄暑 佐夜子 すっかりこちらでは見かけなくなってしまった、懐かしい風景です。 ・日の中に溶けつつ二人麦を刈る 弘子 もう麦刈りですか。自分の田舎を思い出しています。黄色く色づいた麦畑の中へ 埋もれて行く仲のよい二人のシーンが浮かびました。 ・水遣りの茄子に花芽の一つ付き 牛庵 花が咲けば必ず実になる茄子。紺色の小さな花の成長を願う作者。 ・満々と水張る瓶の鉄線花 牛庵 大きな瓶に活けられたクレマチス。私は紺色が好きです。 ・覚えある桐の花咲く遠き山 隆博 故郷の段段畑の桐の畑。遠くからでも、紫の花でそこが解ったものです。
・梅の実に触れれば丸き冷たさよ (朱鷺誕生) ・万緑のニッポンへ出よニッポニア ・良く見ればおおばこ白き花を持ち
正子先生、弘子さんコメントをありがとうございます。 水を撒くつかの間の虹であり えごの花風なき中をしきりなく 若葉風蕗の葉裏をよく見せて
新居浜のテレコムプラザに行ってきました。 そこの「四国インターネット展示会場」で藤田裕子さんと 久保田弘子さんにお会いでき、インターネットもしてもら って、とても嬉しく思っています。お二人とも水煙創刊当 時からの会員で、裕子さんは、40年も前、大学の初めて の講義のときの学生でした。弘子さんとは、高校生のとき に句会を持ちましたので、20年のお付き合いになります。 藤田裕子さん 久保田弘子さん 書き込みありがとうございました。
十薬の束干す縁に風動く けいじ あの独特の匂いと共に干されているのをよく見かけます。体の諸症状に効くというこの草。 干きゆく日々に、健康への安心が委ねられます。 電車行く瀬戸の五月の海の道 ふゆひと 瀬戸大橋なのでしょうか。よい気候の今、瀬戸内海を渡る心地よさが思われます。 ふり向けば眼清しき夏帽子 晃 梅雨、そして本格的な暑さを前にして過ごし易い頃です。心も体も自ずと清々しいものに なります。 まくなぎを除けて目に入る昼の月 牛庵 払っても払っても実にうるさくてかないません。昼の月が白過ぎます。 弘子投句 蛍袋の優しい色のそばを行き シャッターを切る音夏蕎麦どこも揺れ 夕暮れる麦稈焼きの煙から
わたしも四国インターネットの展示会場に行きました。 弘子さんの句は、小さな生命力を感じます。 作者の喜びをとても感じます。 以前は俳句をつくっていたのですが、また作りたい気持ちになりました。
春の草石のすき間も湧き出る 弘子 はじめて、掲示板に投句しました。 今、新居浜の四国インターネットの展示会場です。 とても感動しています。
自転車で五月の風と同じスピード 五月の風が、自転車と共に駆け抜けるように、俳句も出来て、走り去ってしまった感じです。 潮だまり裸足の方が気持ちがいい 孫の潮干狩りをせがまれていながら、未だに約束を果たしていません。 早く、素足で潮だまりを歩いてみたい気持ちになりました。
・自動ドアー開けばカサブランカ匂い来る ・十薬の束干す縁に風動く ・コーヒーいれる音聞こえ来て五月光る 宜しくお願いします。
初めて滋賀県信楽町へ姪の運転で行って来ました。今日も好天気で私が晴れ女だよと 言って笑い合いました。 くねくねとランプ街道五月晴れ 信楽の里狸の大小編笠を 信楽焼きの風鈴音色宜しかり
白埴の鉢にそら豆箸休め 母と姉幼き吾とそら豆を食ふ そら豆を麦わら篭に盛し頃 講義終え若葉樹海の窓の風 電車行く瀬戸の五月の海の道 宜しくお願いします。
山椒の摘めば昨日の雨滴散る 牛庵 山椒には、雨がかかりやすい記憶があります。昨日の雨滴が新鮮です。 自転車で五月の風と同じスピード 哲扇 フレッシュで元気のある句と思います。 ことごとく川底を見せ5月尽 さゆり 賢治の「やまなし」の川の水を思い出しました。それよりも、もっと 明るい五月の川床のですね。 一列の登校元気夏帽子 晃 登校の子供たちも、いっせいに夏の服装になって、元気いっぱいで楽 しそうです。
たかのす句会、おかげさまで子供たちに意欲が見えるようになった ようです。校内表彰も予定しておりますので、一層興味を持って句作 をするようになると予想しております。最近は、俳句が流行しており、 どこの小学校でも俳句活動を行っているようですが、流行に終わるこ となく、重要な情操教育活動として、子供たちへのコメントを大切に したいと考えております。 一列の登校元気夏帽子 ふり向けば眼清しき夏帽子 繭に目を描いて小箱に売っている 削られて桶の涼しく匂いけり 白磁に盛る苺の匂い深きかな
まくなぎを除けて目に入る昼の月 蚋ひとつはぐれて夕を着いて来る 自転車の娘(こ)のつんとして衣更えhttp://www.lucksnet.or.jp/~watanabe/
牛庵さん、コメントをありがとうございました。 川面をなにごともなく水すまし さゆり この小さな生物、今もさゆりさんの身近なものなのですね。私の周りでは皆無と言っても 過言ではないのです。田園と称される所ではありますが・・・・。 心に残っている、いのちの諸々、大事にしておきます。 潮だまり裸足のほうが気持ちいい 哲扇 つい楽しい、弾んだ心になってしまいます。 走り梅雨長き季節の予感かな 牛庵 梅雨という言葉によらず、雨は一日降れば、相当長い日と感じます。要領よく降ってほしい ものです。 弘子投句 明け易し土をなじませ植木鉢 束ねられ麦稈乾ききった張り 初成りの胡瓜一本畑続く
正子先生、弘子さんコメントをありがとうございます。いつも頂くばかりで恐縮なのですが、 まだ、力不足ゆえお許し下さい。 川面をなにごともなく水すまし ことごとく川底を見せ5月尽 バラの香のこもりし部屋の窓を開け
> 私どもは、もう何年も「道後公園」の下に(道後湯築城跡) > というのを追加するように、伊予鉄本社に申し入れてきました。 > まだ力不足で実現できません。百年の伝統ある「道後公園」 > という地名は、残すべきだと考えます。 ほんとうに有り難く存じます。御尽力に感謝いたします。 「道後公園」の名は今を生きる人にとって、一番親しみ深い名前 だとも思います。しまや様のおっしゃる通りだと存じます。 あの丘陵地は古代からも道後公園山麓遺跡などもあり、周辺にも 松山平野を治める関西地域でも有数な遺跡が残されています。 「城跡」だけを考えることは、同じ過ちかも知れません。 名より実質です。遺構が全面再調査され、資料館などが設置された 暁には、おのずと呼び名などは変わってくるだろうと思います... (談話室ネタでスミマセン) 哲扇投句 自転車で五月の風と同じスピード 潮だまり裸足のほうが気持ちいい